ダニーデンでストリートアートを鑑賞
- 詳細
- カテゴリ: 観光・アクティビティ
- 作成日:2019年8月19日
市内に30以上のストリートアートが点在するダニーデン。イギリスのPhlegm、イタリアのPixel Panchoといった世界的アーティストの作品も多く、街歩きをしながら芸術鑑賞が楽しめます。おすすめの作品をいくつかご紹介します。
ストリートアートの街・ダニーデン
街のあちこちにストリートアートがあふれるダニーデン。2014年にストリートアートフェスティバルが開催されて以降、続々と作品が増え、今やストリートアート巡りを目的にこの街を訪れる観光客も少なくないほどです。
ストリートアートはオクタゴンの南に集中しており、徒歩で見て回ることができます。観光案内所i-SITEで地図を入手し、カメラ片手に巡ってみましょう。以下のサイトから地図をダウンロードすることもできます。
Dunedin Street Art Trail
URL:https://www.dunedinnz.com/visit/see-and-do/tours/activities/dunedin-street-art-trail
FACEBOOK:https://www.facebook.com/dunedinstreetart
https://www.dunedinnz.com/__data/assets/pdf_file/0006/504438/DunedinStreetArtMAP.pdf
Riding Dream
1950年代のロボットにインスパイアされたキャラクターで知られるイタリアの著名ミューラリスト、ピクセル・ポンチョ(Pixel Pancho)の作品。アースカラーで描かれた“馬に乗った夢見る少年”というメルヘンな作風にメタリックを組み合わせたユニークなミューラル(壁画)です。こちらの大作はプリンセス・ストリートの駐車場横の建物に描かれており、この建物が「CHIPMUNKS」という子供のためのプレイセンターであることが作品づくりのヒントになったそうです。
所在地:373 Princes St., Dunedin
Song Bird Pipe Organ
ミステリアスな作風で知られるイギリス人アーティスト、フレム(Phlegm)の作品。奇妙なパイプオルガンで音楽を奏で、パイプの先からニュージーランド固有の野鳥カカポやタカへが放たれているというニュージーランドらしさを取り入れたアイディアが斬新です。
所在地:12 Manse St., Dunedin
Riding Moa Bird
こちらもフレムの作品。上記同様、ニュージーランドの野鳥がテーマで、独特の味がある彼のキャラクターが、絶滅した巨鳥モアに乗っている様子が描かれています。
所在地:97 Moray Pl., Dunedin
Kakapo-like features
こちらもフレムの作品。ダニーデンにはフレムの作品が多いので、彼のファンは必訪です。オクタゴン近くのモレイ・プレースにありますが、タイ料理店と理容室の間でやや目立たないので見逃さないように注意を。彼の持ち味である不思議な世界観がクセになるアートで、ネズミを手にのせているこちらの奇妙な生き物はニュージーランド固有の野鳥カカポをイメージしているそうです。
所在地:24 Moray Pl., Dunedin
Chasing the Twin White Cloud
オーストラリアのフィンタン・マギーによる作品。3階建てのホテルの壁をキャンバスにした大作で、肩車された子供が虫取り網で雲を取ろうとしている幻想的なアートです。壁に描かれた空と雲がそのままダニーデンの空につながっており、広がりを感じさせるのもポイントです。
所在地:Rattray St., Dunedin
Tuatara
世界を旅しながら作品づくりを続けるベルギー出身のノマドアーティスト、ROAの壁画。ナチュラリストである彼は訪れた国の固有の動物をモチーフにすることが多く、ダニーデンではニュージーランドの爬虫類トゥアタラをユーモラスに描きました。
所在地:7 Bath St., Dunedin
Monochromatic Woman
メルボルンを拠点とする女性アーティスト、Sukiの作品。長い髪で動きを表現した女性は彼女がよく描くモチーフとして知られています。
所在地:85 MorayPl., Dunedin