サザンアルプスの大自然の恵みがいっぱい!歩いて大自然を感じる。

サザンアルプスの大自然の恵みがいっぱい!歩いて大自然を感じる。

サザンアルプスに囲まれ、壮大な自然が広がる小さな町、ワナカ。ここを訪れる人たちはやっぱり「自然・アウトドア大好き」な人が多いかもしれません。雄大な大地を自分の足で歩き、自然を味わう・・・・私達の身体に必要な「癒し」と「エネルギー」を与えてくれる町かも。

自分流の歩き方で楽しむべし

「歩く」、と一言で言っても、体力や趣味によって人それぞれ。夕方や早朝に、軽く歩くことを楽しいと思う人もいれば、週末などにランチやスナックを持って家族や友達とワイワイと山に登る人もいます。そうかと思えば、この辺りでは3000m級の本格的な雪山に挑戦する人もいます。いずれにしても、一番大事なことは歩く本人が「楽しむ」こと。だからこそ、自分に合った「歩き方」を選んでニュージーランドの自然を満喫したいものです。

そうそう、忘れてはならないのがニュージーランドには危険な野生動物がいないこと。山や川を歩くにあたり、ヘビやワニ、人を襲う熊などはいないので安心して歩けます。気をつけるのは蚊・・・くらいっていうのもニュージーランドで歩く魅力ですよね。

ワナカの湖畔をぷらりと散歩

町のすぐ前にある湖畔を歩くと、犬を連れた地元の人たちや、家族連れ、またはサイクリングやランニングしている人たちに会います。アウトドアが盛んな町だけあって、地元の人も運動を日課にしている人が多く年齢に関係なく健康的な人を多く見かけます。初老のランナーやバイカー(自転車に乗ってる人)とすれ違ったりするとちょっとこちらも頑張らなくては!と励まされたり、プレッシャーを感じたり・・・。

歩いていると笑顔で「ハロー」と挨拶してくれる人がたくさんいます。そんな時はこちらも笑顔で気持ちよく応えたいものです。まったく知らない人との一瞬のつながりです!「笑顔」は人の心を和らげる特効薬。国籍に関わらず、言葉は通じなくても「笑顔」で挨拶すればお互いに気持ちいいはずです。

町から湖畔を山側(西側)に歩いていくと、湖の中にポツンと立つ一本の柳の木があります。名前は 「ワナカ・ツリー」。 別名「孤独な木」。川岸や水辺が好きな柳の木だけど、この木はずっと水の中。それでもまるでそこにいることが気持ちいいとでも言うように立つこの木は、ワナカのシンボル的存在になりつつあります。あるフォトグラファーがこの写真を載せたことをきっかけにここ数年人気上昇中で、時には観光バスが数台止まってわざわざこの木を見る為に多くの人が立ち寄っています。フォトスポットとしても有名で、時には50人以上の一眼レフを持った人たちが夕日や朝日に生えるこのワナカツリーを撮影しています。ほんの数年前まではほとんどの人が足も止めずに通り過ぎていただけだったのが、ここ数年の人気に木も何事かと驚いているはず。

町から右手(東側)に歩いていくと、すぐにボートハーバーがあります。そこには地元の人たちの間で人気のグリービーという鳥(カイツブリ科の鳥)を見る事ができます。もともと数の少なかったその鳥の為に、地元のボランティアの人たちが子育てしやすい環境にと巣の土台を作ってあげたのがきっかけで今ではだいぶ多くのグリービーたちが湖に生息しています。子育ての頃に行くと、背中にヒナを乗せた母子の姿を間近で見る事ができ、地元の新聞でも成長記録などが発信されて地元の人たちに大事にされている鳥たちです。

ダイアモンドレイクとロッキーマウンテンを歩く  Diamond Lake & Rocky Mountain(1時間〜3時間)

ワナカの町から車で10分ほどのところにある小さな山。そこにはダイヤモンドレイクと呼ばれる小さな池があり、昔は冬には氷が張って地元の人たちはスケートを楽しんだと言われています。
その池の周りをぐるっと回って野鳥の綺麗な声を聞きながら散策してもいいでしょうし、池を眺めながらロッキーマウンテンと呼ばれる山に登って素晴らしい景色を堪能するのもいいでしょう。
低い林の中は野鳥の鳴き声が響き渡ります。特に大きくよく聞こえてくるのがベルバードと呼ばれる鳥で(ニュージーランドの固有種)まるでベルが響き渡るような美しい鳴き声です。

ニュージーランドの山小屋泊を体験してみよう!

ニュージーランドでトレッキングをするのなら一度は山小屋(ハット)に泊まってみるのもいい経験でしょう。このあたりは山が多いだけにハットもかなり多く、古いものは80年以上も経っているものもあれば、比較的新しく建てられたきれいなハットもあります。場所によってはDOC(自然保護局)で予約をしなければならない場所もありますので、事前に確認しておく必要があります。

DOC (Department of Conservation ) 自然保護局サイト

ちょっとした穴場:ファーンバーン・ハット FernBurn Hut (片道3時間半〜4時間)

ワナカの湖に続くモタタプ川にそって歩くモタタプ・トラックは、3日〜4日かけてハットに泊まりながら山を超えアロータウンまで続いている長いトレッキングコース。体力に自信のある人は思いきってこのトラックを制覇するのもいいでしょう。でも体力や時間に余裕のない人は最初のファーンバーン・ハットに1泊だけして戻って来るのももちろんあり。というより、そっちを選ぶ人の方が断然多いトラックでもあります。実は意外に知られていないトラックで、あまり人が多くないのも魅力。川のせせらぎを聞きながら森林の中を歩いたり、山の尾根をアップダウンして息を切らして歩いたり、いろんな景色を楽しめるコースです。マスが多く繁殖期には間近でマスが群れているのを見る事もできます。

ファーンバーン・ハットはこの辺りのハットにしては比較的新しくきれい。収容人数は12名。バンクスベッドと呼ばれる二段になっているベッドがあって、マットレスもついてます。ガスがないためお湯を沸かしたり料理をする為にキャンプ用のガスや調理器具、そして寝袋も必要です。事前にDOCオフィスで宿泊チケットを買っておき、宿泊する際にハットの中にある箱に入れノートにサインをします。

管理人は野生のポッサムや野うさぎたち。宿泊者をチェックしに夜中にバタバタと屋根に登ったりベランダでウロウロしていますが、人間に害は与えないのでご心配なく。

大人1泊:5ドル(予約は必要ないので日程は変更可能です)
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/otago/places/wanaka-area/things-to-do/fern-burn-hut/

3000m級の雪山の麓まで:
マウント・アスパイアリング国立公園:アスパイアリングハット Aspiring Hut
マトゥキトゥキ・バレートラック Matukituki Vally Track (片道2時間〜2時間半)

ワナカから国立公園に向かって車で1時間。ラズベリークリークに車を止めて出発します。時期や天候によっては車で小川越えをしなければならないこともあるので、4WDの車で行く事をお勧めします。広大な谷間を歩きながら山小屋を目指します。比較的平坦な道なので軽くハイキング程度に日帰りで出かける人も多く、中にはマウンテンバイクを走らせる人もいるとか。途中羊や牛が放牧されているファームを通過していくので、彼らに挨拶するのも忘れずに。

アスパイアリングハットには38人が収容できるバンクスベッドがあり、管理人も常駐しています。ここには暖炉、ガスも設置してあり、トイレも水洗とニュージーランドの山小屋としては至れり尽くせりな感じもあります。ここからさらに奥へ入って更に厳しい山に入って行く登山者たちも滞在することがあるので、暖炉を囲みながらいろんな人たちとの会話や新しい出会いを楽しむのも醍醐味のひとつですね。

DOCにて予約要:大人1泊:夏期30ドル、冬期:25ドル
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/otago/places/mount-aspiring-national-park/things-to-do/huts/aspiring-hut/

マウント・アスパイアリング・国立公園ビジターセンター (DOC : 自然保護局) Mount Aspiring National Park Visitor Centre   (DOC: Department of Conservation)

住所:Ardmore Street & Ballantyne Road, Wanaka 9305
Open:8am-5pm
Phone:03-443-7660
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/otago/places/wanaka-area/

ワナカ i-SITEインフォメーションセンター

住所:103 Ardmore Street, Wanaka 9305
Open 8:30am – 6pm
Phone: 03-443-1233
https://www.lakewanaka.co.nz/visitor-centre/