ロトルアで、パリの雰囲気Cafe de Paris カフェ・ド・パリ

ロトルアで、パリの雰囲気Cafe de Paris  カフェ・ド・パリ

ロトルアはニュージーランドの北島の真ん中あたりの人口六万強の小さな地熱の町。マオリの先祖がハウヴァイキヌイ(フレンチポリネシアのライアテア島)からたどり着き、寒さに震えながら島を探索中に地熱で暖かい土地を見つけ住居を設定した所です。ですから、マオリ人口の比率が多く、また、地熱に魅かれ1800年代から観光が盛んだった歴史ある分化の混在する土地柄です。地熱、歴史のお話は又後日に、今日は、観光で訪れてニュージーランドに魅せられ移住して来たご家族のご紹介をします。

ロトルアのフレンチカフェ

ロトルアの市街の真ん中のヒネモア通りを歩いていると、オヤ?、どうしてここにフランスの国旗があるの?と不思議に思います。古い建物なので、昔ながらの入り口の狭い細長いお店。一歩足を踏み入れたとたんに『ボンジュール』と明るい大きな声が暖かく迎えてくれ、今まで、躊躇していた足取りはどんどん中のほうに軽やかに。

店内

奥に、フランスとキウイの好物が融合した手書きのメニュー。壁にはフランスのポスター、地図、等々が雑然と張られています。その雑然さが、フランスの田舎のカフェに立ち寄ったことを思い出させるなんともノスタルジックな雰囲気。オーナーはアランとヴァレリー夫妻です。

オーナー

お二人は、フランスで出会い北アフリカ・南アメリカ・ニューカレドニアを経て、ニュージーランドに2003年に移住。ロトルアを選んだ理由は、ニューカレドニア在住時代ヴァケーションでニュージーランドを定期的に訪れていた当時、ご家族の共通の趣味ゴルフを完璧に満足させてくれる土地、そして、オークランドからそんなに遠くないこと、1時間のドライブ範囲で海岸、他の湖、森、すべてを満たしてくれる街だから。これは、ロトルア在住の人たちが全員話してくれるロトルアの最大の利点です。もちろん、アランとヴァレリーにとって、国際的な観光地であることも理由の一つです。

移住のきっかけは、旅行の際いつもコーヒーを買いに来ていたこのお店のオーナーが店を売りたいと言った事がきっかけだそうです。あっという間に決心して2002年末から2003年にかけて家族3人で移住を完了しました。アラン56歳の時、一番のハードルは英語でした。 アランは挨拶程度の英語しか話せなかったですし、息子のヴィクトールは11歳全く英語の知識なく学校に編入したんです。

オヴィクトール

11歳のヴィクトールは現在24歳、完璧なバイリンガル。一昨年ゴルフのプロテストに合格、ご両親のカフェを手伝うと共に、ツアープロの道とビジネスマンの道のどちらを選ぶか選択中。あなたがラッキーでしたら、このハンサムな彼の手作りのクレープをいただけるかも?

人気のクレープメニュー

カフェのお話に戻ります。アランとヴァレリーがカフェを始めた当時は地元の人々はクレープが何かも知りませんでした。それでも、お二人は本格的なクレープをメニューに入れ、今では、クレープを食べにカフェドパリに行こうというローカルが沢山。

人気のクレープメニュー

クレープはそば粉を使用し、二人の秘密レシピーで作られています。甘いクレープが日本ではポピュラーですが、savoury(甘くない、ガレットと呼ばれている)もお勧めです。 私の大好きなお皿はマッシュルーム。カフェで人気はハム・チーズ・パイナップル。そして、甘い塩カラメルは絶品です。もちろん、フランスで最もポピュラーな砂糖レモンのシンプルなクレープもお試しあれ。

アランは2003年当時、フランス料理がまだそんなに知られていなかったこともあり、キウィがカフェでいつも食べるメニューも混在させ、独自のフランス風キウイメニューを作り上げました。ただし、メニュー全て、アランが作り上げたレシピで、彼の味、つまり、同じマッシュルームパイでも、カフェドパリでしか堪能できない味です。秘密は『シンプルだけれど格別』。

ニュージーランドを旅行して色々なカフェに立ち寄って、皆さんが奇妙に思うメニューに『オールデイブレックファスト』というのがあります。卵とハム・ソーセージ・またはベーコンとパンのお料理が一日中提供されているんです。これは、地元の人には絶対欠かせないメニュー。ちなみに私の主人も外にお昼に出かけても、迷って最終的にこれに落ち着いてしまいます。土地に馴染み、それに加えて、自分の国を紹介するカフェドパリも違えず、入り口にオールデイブレックファストのサインを出してあります。

アーモンドクロワッサンとパンショコラがBreakfastでオススメ!!

でも、カフェドパリに朝食、または、モーニングティに立ち寄ったら、アーモンドクロワッサンかパンショコラとコーヒーです。 

アーモンドクロワッサンかパンショコラ

我が家は主人も息子もフランス文化で育ったので、ニュージーランドに移住した来た当時はおいしいバゲット(フランスパン)とクロワッサンがないことが、唯一の不満でした。朝、コーヒーとバゲットにバターとジャム。まるでフランスに朝ごはんを食べにカフェに立ち寄った気分。

旅行に行って、どこのお店に入ろうかなと考慮するのは皆同じです。ガイドブックにそって有名なお店に行くのもいいですけれど、私が好きなのは、町を歩いてお店を覗いて決めること。雰囲気がその時の気分にぴったりだと、素敵なひと時が味わえて、旅をもっと『アットホーム』な感じで楽しめるような気がします。

アランとヴァレリーのお店がその一つ。秘密はなんですか?と伺いました。『明るい声、そして、スマイルだよ』と。笑顔で温かく迎えてくださる御二人に“ボンジュール”と会いにいらっしゃいませんか?

Le Cafe De Paris

住所:1206 Hinemoa St., Rotorua
電話: 07-348-1210
営業: 火~金 7:30~16:00、土8:00~15:00
定休: 日、月
フェイスブック:https://www.facebook.com/cafedeparisrotorua