ワンガヌイ~知れば知るほど訪れたくなる街

ワンガヌイ~知れば知るほど訪れたくなる街

パーマストンノースからState Highways3を北西に1時間弱ドライブしたところに、ワンガヌイという小さな町があります。あまり観光地として知られていないのが勿体ないくらい、多くの観光スポットが点在しています。周辺地域にはファンガヌイ国立公園や美しいビーチもあるので時間をかけて回りたいエリアです。

今回はワンガヌイの中心部周辺のお勧めスポットを、数ある中からいくつかご紹介します。

ニュージーランドで3番目に長い川であるファンガヌイ川の河口にある町、ワンガヌイ。歴史ある美しい建造物とアートギャラリー・作品に溢れ、メインロードを散策するだけでもワクワクします。

Virginia Lake/Winter Gardens


©visitwhanganui.nz

町の中心部から3kmほど北西に進むとSt.Jones Hillという小高い丘があり、そこにバージニアレイク・リザーブが広がります。通り沿いにはヤシの木が並び、整備された美しい遊歩道から太陽が反射してキラキラと輝く湖面を眺めると、リゾート地に居るような気さえします。

湖の周りにはウォーキングコースがあり、緑に囲まれながら散歩が楽しめます。


©visitwhanganui.nz

リザーブ内には小さな飼鳥園があり、32種類400羽の鳥が日本を含め多くの国から集められています。
ケージの外から鳥を眺めるだけでなく、ケージの中に入れるので、鳥たちが頭上を飛んでいくというユニークな飼鳥園です。

同じくリザーブ内にあるWinter Gardensでは、季節ごとに花のディスプレイが変わる温室と、屋外の彫刻やガーデンアートを楽しむことが出来ます。温室にはカラフルな花のほかにも、金魚が泳ぐ小さな池やトンネル等もあり、子供たちの大好きなスポットです。

湖の周りを散歩したり、飼鳥園やガーデンを楽しんだ後は、隣接するカフェ「Funky Duck Cafe」で美味しいコーヒーやデザートを楽しみながらのんびり過ごしてはいかがでしょうか。

場所:110 Great North Road, St. Johns Hill
時間:飼鳥園 9:00-16:30 / Winter Gardens 9:00-17:00 / Cafe 8:00-16:00
料金:飼鳥園・Winter Gardens 無料
詳細:カフェhttp://funkyduckcafe.co.nz/

Durie Hill War Memorial Tower & Elevator


©wanganui.org

ワンガヌイの町を一望出来るスポットと言えばこちらのタワー。
デュリーヒルという丘の上には、第一次世界大戦で亡くなったこの地区出身の513人を追悼する為に建てられたメモリアルタワーがあります。高さ33.5mのタワーの展望デッキまでは、176段の螺旋階段をひたすら上っていきます。デッキからはワンガヌイの町、ファンガヌイ川、そしてハーバーのパノラマが楽しめます。さらに、天気が良く空が澄んでいる日にはタラナキ山やルアペフ山、南島の北端までもが望めます。

展望デッキには数多くのLOVE LOCKも。


©visitwhanganui.nz

バスティアヒルの貯水塔越しに見えるルアペフ山。

場所:2 Tower Crescent, Durie Hill
時間:8:00-18:00
料金:無料

デュリーヒル/メモリアルタワーまでは車で丘の上までドライブするか、町から橋を渡ってすぐの所にあるユニークなエレベーターを利用、もしくはエレベーター横の191段もある階段をこれまたひたすら上るのみです!

このエレベーターは1919年に建てられ、地中にあるエレベーターとしては南半球で唯一だそうです。200m以上の長いトンネルの先にエレベーターがあり、エレベーター内の操縦者でもある女性に料金を払います。カードは使えないのでコインを用意していきましょう。私は現金を持ち合わせておらず、長いトンネルと191段の階段を黙々と往復しました。

場所:(トンネル入り口) 42 Anzac Parade, Durie Hill
時間:月~金8:00-18:00、土日祝10:00-17:00
休み:12月25日
料金:片道大人2ドル、16歳以下1ドル

Wanganui Tramways

トラムと言えばクライストチャーチですが、ここワンガヌイでもビンテージトラムに乗車出来るんです!
1908年~1950年まで12のトラムがワンガヌイの市街地と郊外を結び人々の交通手段として活躍していました。
何年もの間多くのボランティアが各方面へ働きかけ、2014年遂にトラムNo.12、通称「メイブル」が復活したのです。このメイブルは1911年頃クライストチャーチのトラム会社Boon&Coによって造られ、1912年9月26日からワンガヌイでの運行を開始しました。主にメインストリートのビクトリア・アベニューと海岸沿いのキャッスルクリフ間を運航していたと言われています。

復活したメイブルは交通手段としてのトラムではなく、ワンガヌイ市民と観光客のために、ファンガヌイ川沿いのトラムが保管してある倉庫と次項で紹介するワイマリエミュージアム間の160m程を往復します。

運行時間近くになると、メイブルが倉庫から現れ、乗客を乗せる前の試運転が行われます。チケットはその場で購入可能です。倉庫内にはトラムがもう一車両展示してあったり、自由に見学出来るようになっています。

トラム内は100年以上も前に造られたなんて信じられないくらい美しくメンテナンスがされていました。方向転換する際、スタッフが下車して集電ポールを外し進行方向に再度装着し直します。

残念ながら毎日の運行ではなく、時間も限られていますが、是非、復活した美しいメイブルに会いに行ってみてくださいね。

場所:29 Taupo Quay, Wanganui
時間:日曜日13:00-15:00
料金:2ドル

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Paddle Steamer Waimarie


©waimarie.co.nz

ニュージーランドで唯一の石炭を動力とした外輪船「ワイマリエ」は、1899年にロンドンで造られワンガヌイで組み立てられました。元々の名前は「アオテア」だったのですが、1902年にアレクサンダー・ハトリック氏に売られた際、ワイマリエに改名しました。

それから約50年もの間、「Queen of the river」としてワンガヌイとピピリキ間を貨物から手紙の運搬や川沿いの住人の移動手段として、また世界中の観光客を乗せ活躍していました。

しかし1935年にファンガヌイ川沿いのファンガヌイ・リバー・ロードが開通してから、河川運輸が次第に減っていき、アクシデントによるワイマリエの修復資金に困り、1949年遂に運行を終えることになります。
そして1952年から、1993年に熱烈なボランティアによって引き上げられ復活させるべくファンガヌイ・リバーボートセンターに移動するまでの約40年もの間、ファンガヌイ川の底に沈んでいたのです。1997年に作業が始められ、2000年1月1日にワイマリエはファンガヌイ川に戻ってきました。

サマーシーズンの間は週6日、11:00~13:00のクルーズ「Cruising at 11」が楽しめます。また毎週ではないのですが、金曜日の17:30~19:00のナイトクルーズ「Cruising on Friday」もあり、地元の人たちにも人気があります。ワイマリエクルーズの日程はホームページで事前確認することをお勧めします!

またワイマリエミュージアムもありますので、クルーズの時間や日程に合わなかった際は覗いてみてください。

場所:1A Taupo Quay
料金:Cruising at 11 $45(16歳以上) $15(5歳から15歳) 5歳未満無料 / ナイトクルーズ$30
詳細:http://waimarie.co.nz

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