あなたが訪れる時には何がある? イベント・ピックアップ

あなたが訪れる時には何がある? イベント・ピックアップ

ニュージーランドでは、各地で1年を通して、ワイン、食、移民文化、スポーツをはじめとした、バラエティーに富むイベントが開かれています。参加するためにわざわざ海外から人がやってくるような、大がかりなものがある一方で、地元の人たちが集まる、小規模ながら昔から続けられている伝統的なものもあります。

観光スポットは常に同じところにあるので、いつでも訪れ、見ることができますが、イベントは違います。旅してみて、その場、その時で出合えるお楽しみといえるでしょう。だからこそ、ユニークなものに参加できたら、旅は一層思い出深いものになりますよね。

タラナキの魅力はイベントにもアリ

毎年恒例のイベントは春から秋に特に集中し、毎週末のように規模、タイプもさまざまなものを楽しむことができます。当地訪問時に、どんなものがあるかをチェックするのに便利なのは、タラナキ地方の観光情報の公式ウェブサイトと、週刊地元無料紙『North Taranaki Midweek』です。後者はインフォメーションセンターに置いてあり、自由に手に入れることができます。

今回は、ここに毎年行われているイベントの中から代表的なものを4つほど選んでみました。

ライトアップされた公園で夏の夜を満喫~TSB Bank Festival of Lights


Photo © New Plymouth District Council

ニュープリマスの夏の風物詩になっているのが、町の中心部に位置する広大な公園、プケクラ・パークのライトアップ。主に、町よりにある子ども用の遊び場から大小の湖にかけて、遊歩道沿いに色とりどりのライトが飾られます。光に巨木の数々が浮かび上がって、昼間とはまったく違った風景が広がります。

小さい方の湖、ファウンテン・レイクの中央にある噴水は光の柱に変身します。大きい方の湖、メイン・レイクに浮かぶボートのひとつひとつに取り付けられたかわいらしいライト、湖の周囲に巡らされた光の帯が水面に映る様子はとても幻想的です。カラフルな水が色を変えながら流れ落ちてくる、メイン・レイク横にある滝は美しく、写真に収める人も少なくありません。

毎年変わる、地元アーティストによる光のアートも必見です。2016-2017年には、メイン・レイクにかかる橋に、何千もの小さなライトがひっきりなしに瞬くトンネルが飾られ、そのまばゆい光に人々はびっくり。橋を渡って、別世界に来たかのような気分を味わいました。またすぐ近くの遊歩道には、歩を進めると、人の動きに反応して、原生の鳥たちの鳴き声が聞こえ、ライトが点滅するインタラクティブ形式の作品も設置され、大好評でした。


Photo © New Plymouth District Council

実は、「フェスティバル・オブ・ライト」という名でありながら、イベント内容はライトアップに留まりません。開催期間中はほぼ毎日、昼間には子どもたちのためのアクティビティ、夜には、大人やファミリーでゆっくり楽しめるコンサートや映画上映などが行われるのです。うれしいのは、これらがすべて無料なこと。夏の夜をゆっくり家族と共に、またカップルで満喫することができます。

開催日 毎年12月中旬~1月末
開催場所 Pukekura Park, Fillis St., Brooklands, New Plymouth
入場料 無料 ※ボートは30分で12ドル(2016-2017年)
電話番号 06-759-6060
ホームページ www.festivaloflights.nz

「私は世界人!」という気持ちになれるコンサート~WOMAD


Photo © Rob Tucker

アーティストが世界中から集まるだけでなく、観客も世界中から集まるのが、「ウォーマッド」。「ワールド・オブ・ミュージック・アーツ・アンド・ダンス」という正式名からもわかるように、ワールドミュージック・ファン垂涎のこのイベントは、3日間にわたり、野外コンサート会場、ボウル・オブ・ブルックランズを含めた5つのステージを中心に、青い空そして満点の星のもと繰り広げられます。

参加アーティストは毎年違っても変わらないのは、出身国やエリア独特の伝統的な音楽あり、他民族の音楽をミックスした、国境を超えた音楽ありというところ。どのアーティストのどの曲にも、各人・グループの文化、国の歴史や、未来に向けての希望などが織り込まれています。歌詞がわからなくても、聞き手にはアーティストのメッセージが伝わってきます。

2017年には、ブラジル出身のボサノバ・シンガー、ベベウ・ジルベルト、チリ出身でラテンアメリカのヒップホップ界を代表するアナ・ティジュ、忘れられつつある伝統楽器に、ベトナム戦争を経験した思いを託すハノイ・マスターズなどのほか、21ヵ国36ものアーティストが参加しました。


Photo © Rob Tucker

ウォーマッドはただのコンサートではなく、「グローバル・ビレッジ」という言葉がぴったりくる雰囲気を備えています。音楽、出演アーティストによるワークショップ、各国の食、アートのインスタレーションを経験することを通して、世界中のどの文化もすばらしいものであることが実感できます。それは子どもたちも同じ。親と一緒に音楽を聴いたり、踊ったり、アート&クラフト・音楽・ストーリー・テリングなどが常時楽しめるよう用意された専用のスペースで、創造性を育んだり。参加者の誰もが自然に「世界人」になれるのが、ウォーマッドのいいところです。

開催日
2018年3月16~18日
2019年3月15~17日
2020年3月13~15日
開催場所 TSB Bowl of Brooklands, Pukekura Park, New Plymouth
入場料(2017年)
3日間チケット 大人 261ドル、13~17歳 217ドル、12歳以下の子ども 35ドル
金曜日のみのチケット 大人 99ドル
土曜日のみのチケット 大人 145ドル
1日のみのチケット 子ども 35ドル
※大人料金を1人分支払えば、12歳以下の子ども1人を同伴することが可能
※3日間チケット購入の場合は、専用敷地内でのキャンプなどが可能
電話場号 チケット:0800-484- 253(ニュージーランド国内のみのフリーダイヤル) 事務所:06-759-5415
ホームページ www.womad.co.nz

農場にいる小動物と戯れる~Egmont A&P Show

ニュージーランドは酪農国として知られていて、「A&Pショー」と呼ばれる、「農業畜産祭」が年に1度各地で開かれます。国内で2番目に酪農が盛んなエリアであるタラナキ地方もしかり。「エグモント・A&Pショー」は、ニュープリマスから車でステートハイウェイ3をウェリントンの方向に約1時間行ったところにある町、ハウェラで行われています。

ここでのお楽しみは何といっても、動物たちとのふれあいでしょう。ポニーのパフォーマンスや、牧用犬の働きぶりを見学したり、実際に乗馬に挑戦したり、羊やウサギ、子犬などの動物と遊んだりすることができます。また牛からミルクを搾るところ、ヒヨコが卵からかえるところなどを見るチャンスもあります。どのA&Pショーでも定番になっている乗馬や、斧で大きな丸太を切る速さを競うコンテストなども行われます。

また映画の1シーンに出てきそうな移動式遊園地も設けられています。メリーゴーラウンドや観覧車など、日本のように大仕掛けではないところが、かえって素朴で味があり、なかなかいいものです。

開催日 毎年11月第3土・日曜日
開催場所 Showgrounds, Burnside Ave., Hawera
入場料 大人10ドル、14歳以下 3ドル、ファミリー(大人2人、子ども3人) 25ドル、5歳以下無料(2016年)
電話番号 06-278-8613
ホームページ http://www.egmontshowgrounds.org.nz/egmont-ap-show/

{mosmap address='Burnside Ave., Hawera, New Zealand'| zoom='13'|text='Showgrounds'}

お花見をしに、ガーデンへ~Taranaki Garden Spectacular & Taranaki Fringe Garden Festival


Photo © Rob Tucker - テ・カインガ・マリレ/タラナキ・ガーデン・スペクタキュラー

ニュージーランド・ガーデン・トラストの厳しい審査を経、六ツ星から三ツ星までの得たガーデンをはじめ、公有・私有のガーデンを楽しむことができるのが、「タラナキ・ガーデン・スペクタキュラー」(昨年11月7日アップのガーデンの記事にリンクしていただけますか。タラナキ・ガーデン・スペクタキュラーの詳細をそこで読むことができますので。 http://www.arukikata.co.nz/feature/local-report/newplymouth/garden.htmll)。毎年10月末から11月はじめにかけて行われる、タラナキ地方に春を呼ぶイベントです。

同フェスティバルと同時期、もうひとつ開かれているのが、「タラナキ・フリンジ・ガーデン・フェスティバル」です。趣旨は同様ですが、もっと肩のこらない、ガーデニングに長けていなくても、個性的で素敵な庭を造り上げることができるよと教えてくれるのがこのイベントのいいところです。

2016年には全部で65ヵ所が参加しましたが、これには、ガーデンに加え、自作の陶器や彫刻などの作品を展示即売する地元アーティストの工房も含まれています。庭園散策を楽しんだついでに、お土産も見つかるかもしれませんね。

Taranaki Garden Spectacular

開催日 2017年10月27日~11月5日
開催場所 タラナキ地方各所
入場料 公有は無料、私有は1人5ドル~15ドル、12歳以下無料(2016年)
電話番号 0800-746363(ニュージーランド国内のみのフリーダイヤル)/06-759-8412
ホームページ www.gardenfestnz.co.nz

Taranaki Fringe Garden Festival

開催日 2017年10月27日~11月5日
開催場所 タラナキ地方各所
入場料 各所とも2ドル(2016年)
電話番号 06-755-2273
ホームページ www.taranakigardens.co.nz