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温泉の国ニュージーランドで心身ともに癒される旅

美容効果バツグンの温泉でリフレッシュ

南半球の島国、ニュージーランドで温泉巡りができる、というのは意外なようで本当の話。日本と同じく火山帯の上に位置するニュージーランドには、全国になんと150以上の温泉が点在しているのです。

先住民族マオリの人々にとって温泉は生活の一部。聖なる大地の恵みとして、古くから大切にされてきました。特に、北島中央に位置するロトルアは、今でもマオリの伝統が色濃く残る土地で、由緒正しき温泉街として知られています。

温泉の街として有名なロトルアの中で、ひときわユニークな温泉といえば、ヘルズ・ゲート(*写真1)。敷地内には、いくつもの泥沼がボコボコと泡を立てて沸騰しており、まさに「地獄」の名にふさわしい景観が広がっています。

ミネラルを豊富に含む泥温泉は、昔からマオリの戦士が傷や疲れを癒すために利用していました。美容効果も高く、体中の毛穴を開き、血行を促進させる働きがあります。泥風呂に浸かった後、冷たいシャワーを浴びれば、毛穴が引き締まってスベスベの肌になります。

美容効果といえば、ロトルアから北西へ車で約1時間の場所にあるテ・アロハ温泉(*写真2)も有名です。ぬめりのあるアルカリ性の泉質は、肌をしっとりさせる効果があります。何種類かある温泉の中でもおすすめは、ニュージーランド原産のカウリの木を使用した樽風呂。ジェットバスも付いているので、木のぬくもりを感じながらリラックスできます。

ヘルズ・ゲート、テ・アロハ温泉

大自然に囲まれた温泉で旅の疲れを癒す

整備された温泉も良いですが、この国で温泉を楽しむ醍醐味といえば、やはり自然との一体感を味わえる天然温泉でしょう。全国には、未開発の天然温泉が湧き出ています。湖や川のほとり、山奥で静かに湧き出る秘境の温泉、ユニークなところではビーチに湧き出るものもあります。

天然温泉の多くは山奥にあるため、トレッキングでアクセスするのが一般的です。しかし、中には南島のルイス・パス付近で国道沿いの河原に湧くシルビア・フラットのように、車で簡単にアクセスできるものもあります(*タイトル写真)。

サザンアルプス内の峠のひとつ、ルイス・パス付近は、南島有数の温泉地帯。大型の温泉施設であるハンマー・スプリングス(*写真3)や、新潟の赤倉温泉が開発した純日本式の露天風呂のあるマルイア・スプリングス(*写真4)は、地元の人のレジャー施設として人気があります。雄大なサザン・アルプスの姿を眺めながら温泉に浸かる贅沢なひとときを味わってみませんか?

ニュージーランドの温泉は、日本と違って大型温水プールのようなレジャー施設が多く、週末は家族連れでにぎわいます。基本的に混浴なので、鍵付き温泉以外では水着の着用が必須。また、湯を飲むとアメーバ性髄膜炎にかかる恐れがあるため、湯に顔につけないよう注意しましょう。

慣れない土地での旅行中、温泉に浸かってみるだけで、心も体もリフレッシュできるはず。日本では体験できないようなユニークな温泉や、まだまだ一般に知られていない天然温泉を求めて、ニュージーランドで温泉巡りを楽しんでみましょう。

ハンマー・スプリングス、マルイア・スプリングス

<主な温泉施設のウェブサイト>

ヘルズ・ゲート/Hell's Gate
テ・アロハ/Te Aroha
ハンマー・スプリングス/Hanmer Springs
マルイア・スプリングス/Maruia Springs
写真提供:Rob Suisted, Chris McLennan, Te Aroha Mineral Hot Springs, Kieran Scott, Maruia Springs

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