第1回 RWCとは?
世界で3番目に大きなスポーツ大会
ラグビーワールドカップが初めて行われたのは1987年。ニュージーランドとオーストラリアの共催で、16ヵ国の招待大会として開催されました。
この時に圧倒的な強さを見せて優勝したのがニュージーランド代表チーム「オールブラックス」。スコットランドとの準々決勝では30対3、ウェールズとの準決勝では49対6、フランスとの決勝では29対9と大差で勝ち上がり、見事初代王者に輝いたのです。
1991年にイングランドで開催された第2回目からは、予選大会が行われるようになりました。開催国と前大会の上位国が予選を免除されるほかは、予選を勝ち抜かないと本大会に進むことができません。2011年の第7回W杯予選大会には91ヵ国が参戦。本大会に出場するのは20ヵ国ですが前大会のベスト12が予選免除となったため、予選を通過できるのは91ヵ国のうちわずか8ヵ国という狭き門。我らが日本代表も予選大会を戦い、アジア地区最終初戦で優勝して7大会連続出場を決めました。
日本ではサッカーや野球のほうがラグビーよりも人気が高いため、RWCのことをよく知らない人も少なくないかもしれません。しかしラグビーワールドカップは開催ごとに規模を拡大しており、今やサッカーワールドカップ、夏季オリンピックに次いで世界で3番目に大きな国際スポーツ大会なのです。
ちなみにこれまでの6大会で優勝経験があるのは、ニュージーランド(1回)、オーストラリア(2回)、南アフリカ(2回)、イングランド(1回)。これら強豪チームはもちろん、すべての大会でベスト8に入っているフランスとスコットランドにも注目したいところ。日本代表チームも第1回大会でトライ王を獲得した元オールブラックス選手ジョン・カーワンがヘッドコーチとなり、これまで以上に力をつけていると評価されています。開幕までいよいよあと1年となったRWC2011。これから大いに盛り上がりをみせそうです。


ラグビーワールドカップの試合システムとは?
ラグビーワールドカップは予選プール、決勝トーナメントの順に進みます。参加国は4カ国ずつ5つの組(プール)に分けられ、同じプール内のチームと1試合ずつ試合を行います。この際、試合結果に応じて勝者4点、引き分け2点、敗者0点のマッチポイントを獲得。さらに4トライ以上を決めた場合、あるいは7点差以内で敗戦した場合にそれぞれ1点が与えられます。予選プール終了後、各プールの上位2チームが決勝トーナメントへ進出できます。
決勝トーナメントは8チームによる勝ち抜き戦。時間内に勝負が付かなかった場合は延長戦が行われます。第7回大会のプールの振り分けは以下の通り。ニュージーランドと日本は同じプールAで、2011年9月16日に対戦することが決まっています。
予選組み合わせ
プールA
ニュージーランド(7大会連続7回目)、フランス(7大会連続7回目)、トンガ(5大会連続6回目)、カナダ(7大会連続7回目)、日本(7大会連続7回目)
プールB
アルゼンチン(7大会連続7回目)、イングランド(7大会連続7回目)、スコットランド(7大会連続7回目)、グルジア(3大会連続3回目)、最終プレーオフ通過チーム
プールC
オーストラリア(7大会連続7回目)、アイルランド(7大会連続7回目)、イタリア(7大会連続7回目)、ロシア(初出場)、アメリカ合衆国(4大会連続6回目)
プールD
南アフリカ共和国(5大会連続5回目)、ウェールズ(7大会連続7回目)、フィジー(4大会連続6回目)、サモア(6大会連続6回目)、ナミビア(4大会連続4回目)
