ホーム ラグビーワールドカップ特集 第5回 ラグビーワールドカップ2007を振り返る

ラグビーワールドカップ2011特集

第5回 ラグビーワールドカップ2007を振り返る

プールBで健闘した日本代表

新しい年が明け、いよいよオープニングへのカウントダウンが始まったラグビーワールドカップ2011。ここで2007年に行われた前大会をざっとおさらいしてみましょう。

ラグビーワールドカップ2007は2007年9月7日から10月20日まで、フランスを中心に開催されました。JK率いる日本代表チームは予選をプールBに振り分けられ、オーストラリア、フィジー、ウェールズ、カナダの各代表チームとそれぞれ対戦しました。

フランスのリヨンを舞台に行われた初戦の相手は、過去2度の優勝経験を持つ強豪オーストラリア代表。その後は中3日で第2戦という過密な日程のため、カーワン・ジャパンはメンバーを2チームに分けて闘うことに。この日は若手主体のチームで臨み、前半は持ち前のスピーディーなプレーでオーストラリアを翻弄。しかし後半、相手にトライを連発され、91対3で敗れました。

続く試合はトゥールーズでのフィジー戦。大会当時、日本の世界ランキングは18位、フィジーは13位と少し格上の相手でした。オーストラリア戦とはガラリとメンバーをチェンジし、満を持して挑んだ日本代表。安定したプレーを見せ、堂々のシーソーゲームを展開。ところが後半にスクラムハーフの吉田選手がケガで退場。代わりに入った矢富選手も同じくケガをするというアクシデントに見舞われ、残念ながら35対31の僅差で敗戦となりました。

第3試合は場所をフランスからウェールズのカーディフに移し、地元ウェールズ代表と対戦。試合当日にオライリー選手と熊谷選手が大腿部に違和感を覚え、戦線から離脱するというハプニングがあったものの、前半はペナルティゴールで日本が先制点を獲得。その後も遠藤選手がトライを決めるなど見事な場面もありましたが、72対18で敗れ、この時点で日本代表の決勝進出の可能性は消えてしまいました。

優勝に輝いた南アフリカ共和国

最後の第4戦はフランスに戻り、ボルドーで対カナダ。ウェールズ戦から中4日というタイトなスケジュールに加え、大西選手が負傷し、万全とはいえない状態で最終試合を迎えました。そんな悪条件の中、日本代表は前半12分に遠藤選手のトライで先制点をゲット。しかしその先はミスを連発し、相手にトライを2つ奪われるなど、なかなか波に乗れません。終盤戦になってようやく調子を取り戻し、ロスタイムで同点に追いついて12対12のドローでノーサイド。「ラグビーワールドカップで2勝する」という当初の目標は叶いませんでしたが、世界に日本の存在感をアピールすることができた大会でした。この時に得た経験や課題を活かし、ラグビーワールドカップ2011では悲願の2勝達成を期待しましょう。

各プールの予選がすべて終了し、決勝トーナメントに駒を進めた8チームは、プールAが南アフリカ共和国とイングランド、プールBがオーストラリアとフィジー、プールCがニュージーランドとスコットランド、プールDがアルゼンチンとフランスでした。

優勝候補のニュージーランド代表・オールブラックスは準々決勝でフランスと対戦し、20対18で惜しくも敗退。優勝は3大会ぶり2度目の南アフリカ共和国、準優勝はイングランド、3位はアルゼンチンという結果になりました。

さまざまなドラマを見せて幕を閉じたラグビーワールドカップ2007。2011年大会ではどのような闘いが繰り広げられるのでしょうか。9月の開幕が待ちきれません!

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