連載コラム - ロングステイ-
富哉とよし子のNZロングステイ体験記
このコラム一覧へ第8回 デボンポートへ(よし子編)
デボンポートの町は、娘夫婦を訪ねてオークランドに行く時には、いつも楽しみにしている場所のひとつです。
オークランドのダウンタウンから眺める風景は、まさしく「帆の街」の呼び名にふさわしく、思い思いのヨットが青海原に浮かんでいます。子供から大人まで海をエンジョイしているのが、その歓声からもわかります。オークランドの人は4人に1人がヨットを所有しているとか。羨ましい限りです。余暇の楽しみ方、時間・お金の使い方には本当の豊かさを感じます。
その近くの港には、数日前にアメリカからはるばるやって来た豪華客船が停留していました。ビシッと制服に身を固めたポーターにエスコートされた上品な老夫婦が船から降りてきました。世界一周の旅の途中なのでしょうか……。
ぼんやり海辺のベンチに座って、人間ウォッチングしていると時間の経つのも忘れてしまいます。この街にいるとすべてがゆったりと過ぎていくのを感じます。
そんなオークランドの港の対岸に見えている島のようなところがデボンポートの街です。ハーバーブリッジを渡って車で行くこともできますが、急ぐ旅でもありませんからフェリーに乗ってのんびり海の風にあたりながら行くことにします。
バスの運転手さんから「ディスカバリー・パスを14ドルで買うのがおすすめだよ」と教えてもらい、購入することに。このパスを購入すれば、家からシティまでのバスとデボンポートへのフェリーまで乗れてしまうとのことですから、観光客には本当に親切で優しい国です。しかも何度でも乗り降り自由とのこと。このディスカバリー・パスひとつで、大好きなデボンポートに行ったり、ショッピングに行ったり、美術館に行ったりと、一日を思う存分楽しむことができます。
車のない一人の時は、私はおおいにこのパスを利用します。オークランドには電車が何本か走っているようですが、日本と違って路線も本数も少ない上にスピードも信じられないくらいゆっくりと聞いてますのであまり利用しません。
仕事を半日で切り上げてくれた娘と待ち合わせをして、いざフェリー乗船です。この船は朝・夕には通勤の人たちの足にもなっているそうです。
潮風に吹かれながらフェリーからの景色に夢中になっていると、あっという間にデボンポートの船着場に着いてしまいます。時計はお昼を過ぎて1時をまわっています。
まずは、どこかのお店でランチにしましょうか……。
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2009年6月に不動産会社で営業・経営のサラリーマン生活を定年退職し、趣味と実益を兼ねてこれからの人生をエンジョイしたいと思います。趣味のゴルフや蕎麦打ちを始めとして、自分流にいろん...
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