連載コラム - フード&ドリンク-
突撃! 社長のNZゴハン
このコラム一覧へ第42回 ジャパンホームス 岡部 雅彦社長
海外で生活をしていると、初めは憧れ的な部分が優先して外国風な造りの住まいに満足しているのですが、しばらく住んでいると、やはり丁寧で随所にまで決め細やかな作業が施された日本家屋が恋しくなったりします。わがままかもしれませんが、心が求めてしまうので、しょうがないのです。
さて、四十二皿目の今日は、そんな海外ニュージーランドで現地に住まいを構える日本人の熱い期待に応える、「ジャパンホームス(Japan Homes Limited)」の岡部 雅彦社長。新築、増改築、リフォーム、デッキ、ランドスケープ、電気、水道など住宅・建築全般業を行ってくれる貴重な存在として大活躍中です。
地球一周旅行のピースボートに乗っていた経験を持つ岡部社長。船を降りた後、半年間ほど日本で働いていたものの、何かが違うと思い悩んでいた日々を過ごしていたそうです。あるとき、埼京線の車窓より池袋の街を眺めているときに、「外国に行こう」と決めたことが、岡部社長がニュージーランドへ来たきっかけとなりました。
では、世界一周経験のある岡部社長が「外国に行こう」と思い、選んだ行き先が、なぜニュージーランドだったのでしょうか?
「ワーキングホリデーを考えたときに、28歳の自分にはほとんど選択肢がなかったので、規制がゆるやかだったニュージーランドを選びました(笑)。……あと、実は、以前お付き合いしていた彼女がニュージーランドでの留学経験があり、とても良いと薦めていたのもありました(照)」
以前にも書いたことがありましたが、現在ニュージーランドで活躍する日本人が初めてニュージーランドに来ることを選んだ理由の多くは、どうも消極的なものが多いよう。しかし、ひと度ニュージーランドの地を踏むと、何故だかみんな、ニュージーランドが大好きになってしまうのです。
さて、無事ニュージーランドへと到着した岡部社長。2004年のころは、実は農業をしていました。しかし、色々と失敗が重なり、収入が不安定の状態が続きました。そんなとき、岡部社長に転機が訪れました。
当時、「バブル」的な好景気のニュージーランド。不動産価格はうなぎのぼりでした。その影響もあり、建築に興味を持ちはじめた岡部社長は、既に行っている農業と併せて「衣食住の2つを欲張ってやろう」と思い、5年間かけて取得することになる大工の国家資格に向けて動き出しました。そして、2008年1月、ついに現在の会社、ジャパンホームス設立。新しくオープンする日本食レストランの内装や一般家庭の増築など、あちこちから引く手あまたの大忙しの日々を送る人気社長となったのです。
「日本人の真面目さを忘れてはいけないと思いますが、外国ではそれだけでは苦しくなってしまうと思います。少しガス抜きをしながらニュージーランドスタイルで業務をこなしていくことをおすすめします。あと、簡単に従業員に戻ることを安易に考えないで欲しいです。貧乏でも社長の1年は従業員の1年より何倍もの勉強をしますので、長期的に考えれば収穫は大きいと思います」と、これからニュージーランドで起業を目指す人へのアドバイスを語ってくれました。岡部社長の人柄がうかがえる、本当に重みのある言葉です。
さて、そんな岡部社長のNZゴハンは、オークランドのダウンタウンからミッションベイ方面へ向かった途中にある「花花ジャパニーズ・レストラン(Japanese Restaurant Hana Hana)」での食事。「ランチや商談のときなどによく利用します」という、岡部社長お気に入りのレストランです。
「シティなのに目の前に車を停められるので、よく商談にも使います。内装が綺麗なのでデートにもおすすめですよ」と語る岡部社長のおすすめの一品は、「刺身丼」(NZ$15)。これだけ色々な種類の新鮮な刺身とお味噌汁、サラダがついてきて、しかも15ドル。確かに、これはかなりお得です!
「良心的な値段設定はもちろんなんですけど、おしゃれな内装で雰囲気もとっても良いんです。なんと言っても見事な竹天井は価値がありますよ」
料理が良心的な価格設定なのも納得なのですが、そう語る岡部社長に建築の依頼が殺到するのも納得です。
【本日のレストラン情報】
花花ジャパニーズ・レストラン(Japanese Restaurant Hana Hana)
住所:Shop 5, 8 Quay St.
電話:09-377-2113
営業:11:00-22:00
定休:日
予算:NZ$8.50~
交通:ブリトマート駅から徒歩15分
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