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連載コラム - 子育て-

子供と育むニュージーランド生活

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第2回 ニュージーランドは出産天国!?

2007.12.17
2003年3月と2004年10月にオークランドで娘たちが誕生しました。

長女が生まれて、あっという間に次女も生まれて
毎日がとにかく早く過ぎて行きます。
赤ちゃんだった頃が昨日のようだという気がしてなりません。

ニュージーランド生活がどっぷり長い私ですが
やはり妊娠と出産においては日本との違いに戸惑った事も多少あります。

一番大きな違いは「検診及び出産がNZ人・永住権保持者は無料」ということでしょうか。
※ただし、妊娠中のエコー検診(3回)、その他必要とされる薬やタブレット(葉酸・鉄分など)、スペシャリスト(産婦人科専門医)の検診は有料

妊娠出産を病気では無いので保険がきかず実費を払わなければならない日本と違い
病気ではなく特別なことなので国がほとんど全てを援助してくれるニュージーランド。

今回は、そんな福祉国家ニュージーランドならではの妊婦検診についてです。

①薬局で妊娠検査薬を購入し、妊娠確認後GP(ホームドクター)へ
ニュージーランドでは妊娠した場合、産婦人科へ最初に行く事はありません。
妊娠にかかわらず、どんな病気の場合もまずはGPへ行くのがニュージーランド式です。
GPへ行って必要な場合は専門医への紹介状を書いてもらいます。
(妊娠でのGPの診療は無料です)


②GPで妊娠確認後、
GPよりリードマタニティケアラー(Lead Maternity Carer (LMC))を紹介してもらう。

LMCには2通り ・ミッドワイフ(助産婦)(無料) ・スペシャリスト(有料)
ほとんどの女性がミッドワイフを薦められると思いますが
リスクのある出産・妊娠(持病があるなど)の場合は
スペシャリストを薦められる場合があります。
(実際に9割の女性がミッドワイフを選択しているようです)

さて、私の場合はと言いますと、GP自身が出産経験者のため、
また、私が経験豊富な方を希望としたため、アジア人女性を多く担当している評判の良いNZ人の助産婦さんを薦めてくれて、紹介状も書いてくれました。

ミッドワイフですが日本の助産婦さんと違う所は、こちらでは特別な技術をもつスペシャリストとして社会的にも大きな地位を確立しているという点です。

また、日本では助産婦さんを頼むということは、産院や自宅出産を想像すると思いますが、こちらでは自宅出産、病院出産、自分の好きな所で出産する事が可能です。
どこで産むかは助産婦と事前によく話しあいます。
陣痛が始まったら助産婦と一緒に病院へ向かい、分娩室を借りて助産婦と一緒に赤ちゃんを迎えます。


③8週~12週の間にミッドワイフにコンタクトを取り、
 直接会って、自分に合うミッドワイフを決める。 
(これはお互いのフィーリングなどもありますから。ただ、周りに聞くと1人目で決めたという人が多いです。私もそうでした。)


④16週から検診がミッドワイフによる検診が始まります。
検診場所は以下の3つから。
・自宅に直接来てくれる
・ミッドワイフの自宅に診療所を構えている場合はその診療所
・何人かのミッドワイフで診療所を借りている場合はその診療所

オークランドの場合はミッドワイフが何らかの診療所を構えている場合が多く診療所で検診をすることが多いようです。

検診は
16週、20週、24週、28週、30週、32週、34週、36週、
37週、38週、39週、40週

内容は 尿検診、体重計測、赤ちゃんの心音確認が毎回

その他に1人目の時は妊娠出産について毎回プリントを山のように頂きました。
こんなに読むのは大学以来と言うくらいにもらう場合もありました。

その内容は、

・読んだほうが良い本の紹介
・いろいろなマタニティクラスの紹介
・マッサージの方法
・妊娠中によいとされる食事療法
・赤ちゃん用品の購入場所やレンタルショップの口コミ情報

など、その他、妊娠中に必要な事は全て教えてくれます。

(以上の検診内容は私が実際に受けたものですがミッドワイフにより若干異なることもあります)


私は日本から母子手帳を取り寄せて診察の都度、自分で書き込んできましたがミッドワイフ自身がなんらかの妊娠中の記録を書きこむ冊子をくれることもミッドワイフによってはあるようです。


⑤上記以外に検診中エコー検査(3回)血液検査(2回)を指定検査所で行います。
検査は全てLMCへ報告されます。
もちろんエコー写真はもらえます。
しかも、レントゲンのフィルムのようなしっかりとした大きさ・硬さなので保存もそのまま可能です。

このように、自分の望むような出産が出来ること、
また、いろいろな選択肢をもてることで
出産に対して自分から積極的に学べる環境であること
(いろいろな出産についてのリスクやすばらしさなどを学ぶ機会が持てる)
は妊娠した女性にとってすばらしいことだと思います。

それでは、次回は私自身の出産体験記です。

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marieさん
両親の仕事の関係でNZ初上陸の後。日本で就職&結婚。新しい家族と再びNZへ。NZ生まれの娘たちとともに、海外なのに実家が車で5分という生活をエンジョイ中。大人気ブログ「NZ・オークランドで子育て」の作...
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