連載コラム - 子育て-
子供と育むニュージーランド生活
このコラム一覧へ第1回 子育て in ニュージーランド
私がニュージーランドへ初めて親に連れられて来たのは
気がつけば20年近くも前の事になります。
両親の仕事の関係でこちらへ来て以来
ニュージーランドと私の関係が始まりました。
当時のオークランドは
いろいろな国からの移民で人種があふれ返っている現在とは違い
日本人どころかアジア系の人も少なく、
今よりももっともっと田舎で、
東京で生活していた私はかなり大変な所へ来たな、という印象でした。
しかも、当時の私は英語もわからず苦労もしました。
車社会の為、車の運転免許を取るまでは好きなところへ
いつでも行けるわけではありません。
日常的に困らないだけの英会話ができるようになるまで、そして運転免許が取れるまでは、
私は本当にこの国が好きになれなかったのです。
まして、自分で選んで海外へ来たわけではなかったので
今思えば人生の中で大変な時期だったなぁ、と思います。
ですから、まさか今、私がこうやって、
オークランドで子育てしているなんて
ちょっと信じられないくらいです。
就職の為、大学後22歳で日本へ戻り
日系の航空会社で客室乗務員として働いていました。
日本人の夫と早くに結婚してからも、子供のいなかった4年間は
東京で暮らしていました。
ですが、結婚した相手がたまたまニュージーランドと縁のある人で、
今度は夫にくっついてオークランドで暮らす事になりました。
そして、オークランドで2人の娘を産み、
今は両親の家の近くに暮らしています。
海外に住んでいるのに、実家まで車で10分の所に住んでいるなんて、
私のような生活をしている人はあまりいないかもしれませんね。
ブログをはじめて以来、
『なぜニュージーランドに住んでいるのですか?』
とか
『どうしてニュージーランドで子供を産んだのですか?』
というような質問をしばしば受けますが
私の場合は、ニュージーランドに魅せられたわけでも憧れていたわけではない
のが正直なところです。
そんな私ですが、出産して子供たちと一緒にオークランドに暮らすようになってから
以前は感じなかったニュージーランドの素晴らしさや楽しさに
今更ながらに気づく毎日です。
この楽しさは正直、子供達に教えてもらったことが大きいです。
子供たちが私と夫に、知らなかった素晴らしい世界を
教えてくれているのだと思います。
ニュージーランドはパパの子育て参加が盛んな国。
我が家のパパも子育てに積極的なので、
子供と過ごす時間がとても長いのも嬉しいです。
例えば幼稚園の送り迎えや病院への付き添い、
プレイグループの参加など、
日本ではお父さんが仕事を休んで行くことは稀な場所での
子育て参加を本当によく目にします。
海岸へ家族で気軽に出かけたり、
芝生の上でお弁当を広げたり、
何気ない事ですが家族と一緒に過ごすこういうことが
とても贅沢なとこだということが
今とてもわかります。
今なら私の両親がニュージーランドに魅せられ永住してしまった理由も
こうやって毎日家族で過ごす時間の大切さもわかる気がします。
次回からはニュージーランドの子育てを出産から徐々にお話したいと思います。
全12回よろしくお願いいたします。
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