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クローズアップ

プロサーファー、デイジー・トーマス

海を愛する期待の新星サーファー

2009.11.02

マリンスポーツ一家に生まれた海の申し子

まもなく夏を迎えるニュージーランド。ヨット、シーカヤック、シュノーケリングなどマリンスポーツが楽しい季節が到来します。

スポーツが盛んな国だけに、レガッタ、オーシャンスイムといった海を舞台のイベントや大会の予定も目白押し。今月にはサーフィンの国内選手権も開幕し、多くのキーウィ・サーファーが妙技を披露します。

なかでも有望選手として注目されているのが、クライストチャーチ出身のデイジー・トーマス。オーシャンスイマーの父、サーファーの母と兄を持つデイジーは、子供の頃から水泳、ライフセービング、そしてサーフィンと、マリンスポーツに親しんできました。

2005年に国内選手権18歳以下の部で優勝、翌’06年にはニュージーランドのジュニアチームの一員に選ばれ、オーストラリアを拠点とするジュニア・プロ・ツアーにも参戦。着実にスキルを磨き、コスタリカ、イングランド等で開催されたサーフィンの国際大会へも出場するようになりました。

Photo by PhotoCPL

20歳の新星サーファー
20歳の新星サーファー

ショート、ロングの両部門で活躍

デイジーのサーファーとしてのキャリアのなかで、2009年現在のハイライトといえるが、’09年の国内選手権でしょう。彼女はナショナル・ロングボードおよびナショナル・ショートボードの両方でチャンピオンの座に輝きました。デイジーはどちらのボードでも勝負ができる、数少ないサーファーなのです。

「長く優雅に波と遊べるロングボード、速いテンポで展開していくスピード感が魅力のショートボード。私はどちらも大好きなんです!」

そう話すデイジーは、どちらの醍醐味も知り尽くしたサーファーとして、ニュージーランドが夏の間はサーフコーチとしても活動しています。サーフィンが初めてという初心者が、海に入ってどんどん表情が明るくなっていく様子を見るのがなによりの喜びなのだとか。現在は数々の試合を控え、レースに集中していますが、将来的には大学で学士を取り、自身のサーフ・ビジネスを始めたいと語ります。特に出身地であるクライストチャーチ周辺の子どもたちにサーフィンの素晴らしさを教え、彼らをプロレベルにまで育てるのが、デイジーの夢なのです。

国内選手権では既に負け知らずのデイジー。今後は国際試合で上位を狙っていきたいそうです。年明け早々には女子の世界大会に参戦予定で、活躍が期待されます。

Photo by PhotoCPL

華麗に波に乗るデイジー
華麗に波に乗るデイジー

★デイジー・トーマスさんからのメッセージ★

ニュージーランドには無数の美しいビーチがあり、サーフポイントも数え切れないほどあります。私はのホームであるクライストチャーチのノースビーチ以外では、ベイ・オブ・プレンティ地方のマタカナ・アイランドがおすすめですよ。

私は去年の夏まで、ニューブライトン・ビーチのパシフィック・サファリでサーフコーチをしていました。今はオタゴ大学で勉強中ということもあり、ダニーデンのサーフショップで働いています。夏の間、ニュージーランドの主要ビーチでサーフスクールが開かれますので、サーフィン未経験者も、もっとスキルアップしたいサーファーも、ぜひ遊びに来てください。

Photo by Cory/NZ Surfing Magazine

国際舞台でも注目の若手
国際舞台でも注目の若手
(略歴)
1988年12月17日、クライストチャーチ生まれ。ノースビーチのすぐそばで育ち、幼少時から海に親しむ。10歳でサーフィンを始め、2005年に国内選手権18歳以下の部で優勝。’06年にはニュージーランド・ジュニア・キャンプに参加するのほか、オーストラリアのジュニア・プロ・ツアーにも参戦。’08年、ヒュンダイ・プロ・ロングボード・ツアーで優勝。同年11月にはイングランドで開催されたプロサーフィンイベントで2位入賞を果たすなど、国際的にも頭角を現す。ショート、ロングの両方で勝負できる数少ないサーファーとして期待を集めている。’09年11月現在の主な成績は、ナショナル・ロングボード&ナショナル・ショートボードチャンピオン、ナショナル・ロングボード・サーキット・タイトルホルダー、南島チャンプ。現在、オタゴ大学で社会学を専攻しながらサーフコーチ、ライフセーバーとしても活動中。スタンスはナチュラル。

ニュージーランド・サーフィン連盟(Surfing New Zealand)公式サイト
http://www.surfingnz.co.nz/

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