一度は行ってみたい! ニュージーランドのオモシロトイレ10選

一度は行ってみたい! ニュージーランドのオモシロトイレ10選

旅先で気になることのひとつがトイレ事情。その点、ニュージーランドには小さな町にも公衆トイレが設置され、比較的清潔で使いやすいので困ることはほぼありません。中にはわざわざ足を延ばしたくなるユニークなトイレも! 全国にあるオモシロトイレをご紹介します。

1.世界的な芸術家が手がけたアートなトイレ(カワカワ)

ニュージーランドで最も有名な公衆トイレといえるのがこちら。北島ノースランドの小さな町カワカワにあり、観光名所ともなっています。

このトイレをデザインしたのは、オーストリア出身の著名な芸術家・画家・建築家であるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏。日本でも大阪のごみ処理場などを設計した同氏は1970年代にニュージーランドを訪れて以来、この国をとても気に入り、晩年の多くの時間をカワカワで過ごしたそうです。

ステンドグラス風ガラスボトルの飾り窓やセラミックタイルのモザイク画などで彩られたこちらのトイレは、まるで教会を思わせるメディテーションしたくなるような幻想的な空間。2000年に亡くなった同氏が南半球に唯一残した作品であることもポイント。行列していることが多いですが、ぜひ並んでアートなトイレを体験してください。

Hundertwasser Public Toilets

所在地:Gillies St., Kawakawa
URL:www.bay-of-islands-nz.com/hundertwasser.shtml

2.美大生がデザインした地元愛あふれるトイレ(マタカナ)

オークランドの北約1時間のところに位置するかわいらしい町マタカナ。最近はワイナリー巡りや週末のマーケットが人気となり、たくさんの観光客も訪れるこの町の公衆トイレもユニークです。

このトイレは新築するにあたりデザインを公募したのですが、プロの建築家たちの作品を押さえてマタカナ出身の美大生ステファン・デ・ハーン氏の提案が選ばれました。ハーフフェイスのエントランスの向こうに船をイメージしたユニセックストイレが2つ並び、それぞれ扉部分には地元の船舶事業の際に余ったカウリ材が使われています。外観のわりに中はいたってシンプルですが、清潔で使いやすいです。

Matakana Public Toilets

所在地:Matakana Wharf Rd., Matakana
URL:www.visitmatakana.co.nz

3.インパクト抜群!巨大な牧羊犬のトイレ(ティラウ)

ハミルトンの約50km南西に位置する小さな町ティラウはトタンで作られたニュージーランドにまつわるオブジェがそこここに設置されていることで知られています。

その中で最も目立つのが、隣り合って並ぶ巨大な羊と牧羊犬の建物。羊はクラフト&ウールショップ、牧羊犬は観光案内所i-SITEおよび公衆トイレです。オークランドからロトルアへ向かう際に通る町なので、ぜひここでトイレ休憩することをおすすめします。トイレのあとは周辺のオブジェもぜひ見学してください。

Tirau i-SITE Visitor Information Centre

所在地:65 Main Rd., Tirau
URL:www.tirauinfo.co.nz

4.ニュージーランドらしさ満点!野鳥がデザインされたトイレ(ロトルア)


Photo: © Franek S

ロトルア中心部から約6km南に位置するレッドウッド・ファカレワレワ・フォレストはマウンテンバイクやハイキングが楽しめる美しい森林公園。ここに2013年に作られた新しいトイレは、まるで樹木のような佇まいで周囲の自然と見事に調和しています。マオリ人アーティストによるマオリ柄で描かれたニュージーランド固有の野鳥がデザインされ、ひとつのアート作品としても楽しめます。自然の中にこんな素敵なトイレが設置されていることもニュージーランドの魅力といえます。

The Redwoods Whakarewarewa Forest Shroud Art Toilets

所在地:Long Mile Rd., Rotorua
URL:http://redwoods.co.nz/about/artwork-toilets/

5.アワード受賞歴を誇るポップなトイレ(ネイピア)

2015年のベストトイレ賞および2016年のギズボーン・ホークスベイ建築賞小規模プロジェクト部門の大賞に輝いたトイレ。海に面したクリフトン・ロード・リザーブに設置されているもので、シンプルでモダンなデザインとパッと引くビビッドなレッドカラーが特徴です。赤を選んだ理由は、クリスマスのころ、このエリアに咲く真っ赤なポフツカワの花とのカラーマッチングを考えてのことだそう。また、トイレの建物の上部をオープンにし、通気のよさと自然光を取り入れた構造になっています。

Clifton Road Reserve Public Toilets

所在地:Clifton Road Reserve, Clifton Rd., Hastings

6.夜はライトアップが美しい機能的なパビリオン(ネイピア)


Photo: © Napier City Council

ネイピア港に面したスピッグス・パークに2015年12月に新設されたモダンなトイレ。「パビリオン」と呼ばれるトイレ棟には通常のトイレが3つ、車椅子やおむつ替えなどに使える広いトイレが1つ、男女別の更衣室、シャワーが3基備わっていて、海遊びの前後に利用するのにも便利です。スタイリッシュなデザインのパビリオンは日没後カラフルなLEDライトが灯り、トイレとは思えないおしゃれな雰囲気です。

Spriggs Park Pavillion

所在地:Spriggs Park, Ahuriri, Napier
URL:www.napier.govt.nz/napier/facilities/public-toilets/

7.近未来映画に登場しそうな奇抜なトイレ(ウェリントン)

今にも動き出しそうなモンスター風デザインのトイレ。一見ギョッとするこちらのトイレは、地元では「ロブスタールー(Lobster loos)」と呼ばれ、ウェリントンのウォーターフロントに、2012年に建てられたもの。ルーとはニュージーランド英語で「トイレ」の意味です。カタツムリの触角のように伸びた部分は奇をてらったのではなく、計算されて設計され、トイレ内に臭いがこもらない仕組みになっているそうです。

Kumutoto Toilets

所在地:Queens Wharf, Wellington
URL:http://wellington.govt.nz/about-wellington/public-toilets

8.美女たちに覗かれている男性用トイレ(クイーンズタウン)

小便器の前に美女が並び、覗かれている気分が味わえる(❓)ユーモアの利いた男性用トイレ。クイーンズタウンの高級ホテル、ソフィテル内のレストラン「ジェーヴォイス・ステーキハウス」にあります。美女はそれぞれメジャーを持っていたりカメラを構えていたりと遊び心満点です。男性はぜひ利用してみてください。

Jervois Steak House

所在地:Brecon St., Queenstown
電話:03-442-6263
URL:www.jervoisqueenstown.co.nz

9.古代ローマ人の気分になれるトイレ(ワナカ)

ワナカにあるパズルがテーマのアトラクション施設「パズリング・ワールド」内の公衆トイレ。男女別のトイレのそばに古代ローマ時代の公衆トイレを描いた壁画があり、ここで撮影をするとまるで壁画の中に自分も映り込んでいるような写真が撮れます。もちろん男女別のトイレはごく普通のトイレですのでご安心ください。

The Puzzling World

所在地:188 Wanaka-Luggate Hwy., Wanaka
電話:03-443-7489
URL:www.puzzlingworld.co.nz

10.絶景が望めるマッキンノン峠のトイレ(ミルフォード・トラック)


Photo: © Patrick Munz/patrickmunz/500px

“世界一美しい散歩道”ミルフォード・トラックの最高地点マッキンノン峠にある公衆トイレ。山のトイレなので簡素ですが、素晴らしい眺望が望めます。

Milford Track

所在地:Milford Track, Fiordland National Park
URL:www.doc.govt.nz/milfordtrack

番外編:ニュージーランド航空機内のトイレ

ニュージーランド航空の最新鋭機ボーイング787-9型はトイレのデザインもひと味違います。例えばこちらのトイレのようは壁一面に本棚が描かれていておしゃれ。「Kiwis have long noses」、「Will you marry me? I LOVE YOUR COUNTRY」など本のタイトルも凝っています。これとは別のデザインもあるので、ニュージーランド航空を利用する際はトイレも要チェックです。