映画の世界が広がるホビット村へ行こう!

映画の世界が広がるホビット庄へ行こう!

世界的なメガヒットを記録した映画『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の各シリーズが撮影されたのは、ピーター・ジャクソン監督の出身地であるニュージーランド。

ニュージーランドのあちこちに“中つ国”の舞台となったロケ地が存在しますが、なかでも人気が高いのが、ビルボやフロドの故郷である緑豊かなホビット庄です。撮影が行われたのは北島ワイカト地方マタマタ郊外にあるアレキサンダー牧場で、今も映画の世界がそっくり保存されています。

アレキサンダー牧場は私有地のため、個人で訪ねることはできませんが、ツアーを利用すれば足を踏み入れることが可能です。2014年12月に公開となる『ホビット』三部作・最終章への期待を込めて、ホビット庄ツアーに参加してきました。

オークランドから2時間でホビット村へ

朝ホテルを出発し、一路、ホビット庄へ向かいます。オークランドからホビット庄のあるマタマタまでは車で2時間ほど。マタマタに到着すると町のインフォメーションセンターがまるでホビットの家のようなデザインであることにビックリ! 映画関連グッズも販売されていて、ここでおみやげを買うこともできます。

マタマタの観光案内所

マタマタの観光案内所

インフォメーションセンターでお買い物をした後、再びバスに乗り込み、アレキサンダー牧場へ。エントランスに「ホビット庄へようこそ」という看板が見え、テンションもアップ! 敷地内に入るとすぐに「シャイアズ・レスト」というレストランがありました。ちょうどお昼時なので見学の前にここでランチをいただきます。一緒に参加した方々も大の『ホビット』ファンが多く、食事を楽しみながら話も弾みます。

シャイアズレスト

シャイアズレストにて昼食

待望のホビット庄へ!

おいしい食事でエネルギーチャージが完了したところで、いよいよホビット庄へ! ガイドさんの案内で足を進めると、両側に石垣のある小道が現れました。ここはまさしく『思いがけない冒険』でビルボが走った道! そしてその細い道を抜けると目の前にホビット村が出現しました。ゆるやかな丘陵地帯に点在する丸い形のドアが特徴的なホビットたちの家々……本当に映画の世界に迷い込んだかのようです。

ホビット村

目の前にホビット村が出現

映画そのままの風景に感動の連続

アレキサンダー牧場にホビット庄のセットが建設されたのは1999年のこと。『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影終は全て撤収されましたが、2008年、『ホビット』製作のため、再びこの地にホビット庄が築かれました。その際、「永久的に残せるように」と考えられて再建され、現在のようにファンが楽しめる空間となったのだとか。

建物はもちろん、郵便ポストや農作業の道具といった小道具も細部まで凝っているうえに、2013年12月からはホビットの家の煙突から煙も出るようになりました。ホビットたちが実際にここで生活しているかのような臨場感がたっぷり味わえます。

丘に掘られた穴は全部で44個あるそうですが、長身のガンダルフと体の小さなホビットの体格差がわかるように、大小さまざまなサイズで造られています。ガンダルフのシーンでは小さな穴を、ホビットの場面では大きな穴を使ったそうです。また、畑の野菜や植物もホビット役の俳優が小さく見えるよう、通常よりも大きいものが植えられているとのこと。

リンゴや梨の木もありますが、原作に「プラムの木」という記述があったため、撮影時にはリンゴと梨の実をもぎとり、プラムの実をつけたといいます。ガイドさんからこうした裏話が聞けるのも、ツアーならではの利点です。

やさい畑

野菜畑

ツアー中は見覚えのある風景が次々と登場し、感動の連続。どれもこれもカメラに収めたい景色ばかりですが、記念撮影の時間もたっぷりあるので慌てる必要はありません。蒔き割り場ではホビットになりきって写真を撮ることができました。いい思い出になりそうです。

蒔き割り場

蒔き割り場

小高い丘を登ると、ホビット穴の中で唯一中に入れるものを発見。室内の場面はスタジオ撮影だったため穴の内部は狭いですが、中から外を眺めるとホビット庄の美しさに改めて感激します。

中に入れるホビット穴

中に入れるホビット穴

そして頂上にはツアーのハイライトともいえるビルボとフロドの住む“袋小路屋敷”がありました。「No Admittance except party business(パーティ関係者以外お断り)」のサインもそのままです。

ビルボとフロドの家

ビルボとフロドの家

高台にある袋小路屋敷からはビルボの111歳の誕生日を祝ったパーティ会場も見渡せます。さらに進むと裏庭に洗濯物が干された素朴でかわいらしいサムの家も。ガーデンに植物の苗や枝きりバサミが置かれているところも、庭師のサムらしくて嬉しくなります。

実はサムの家は2軒あり、『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』と『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』では撮影場所が異なるのです。その2軒を見比べる面白さもこのツアーの見どころのひとつです。

サムの家

サムの家

水車小屋がたたずむ池にはボートや釣り道具が見られ、のどかな雰囲気です。池に架かる石橋はホビット庄にやってきたガンダルフが渡ったもの。魔法使い気分で橋を越えると2012年にオープンしたパブ“グリーン・ドラゴン”がありました。

水車小屋

水車小屋とめがね橋

グリーン・ドラゴンはホビットたちの憩いの場であるパブ。サムと結婚したロージーが働いていたのもここです。ツアー参加費にはワンドリンクが付いていて、4種類あるビールの中から好みのものをひとつ選べます。

グリーン・ドラゴン

グリーン・ドラゴン パブ

パブのシーンが実際に撮影されたのはウェリントンのスタジオですが、グリーン・ドラゴンはそのセットが忠実に再現されているのでファンにはたまりません。壁のフックにホビットたちの上着が掛けられていて、これを着て記念撮影をすることもできます。

ホビットたちの上着が!

ホビットたちの上着が!

アクセスマップ

オークランド発着のツアーが便利

映画の世界にどっぷり浸れるホビット村ロケ地ツアー。充実の内容で、大満足の1日になりました。マタマタまで自力で行くには長距離バスを乗り継ぐかレンタカーを借りる必要がありますが、オークランド発着のプランなら送迎付きなので便利。

日本語で説明が聞けるため、理解しやすいことも魅力です。参加前に映画を見返しておくと、楽しみも倍増します。『ホビット』最終章の公開前に、美しいホビット庄を訪ねてみませんか。

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