クライストチャーチの最旬スポットへ行こう!

クライストチャーチの最旬スポットへ行こう!

新しい街づくりが進む南島最大の都市クライストチャーチ。ストリートアートを巡るツアーや古い建物を利用した複合施設が登場するなど、話題に事欠きません。美しいガーデンシティの最旬観光事情をご紹介します!

歴史&美術の専門家が案内するストリートアートツアーがスタート!


Photo: © ChristchurchNZ

クライストチャーチで最近話題を集めているのが、街に点在するストリートアート。2012年から13年にかけてカンタベリー博物館がストリートアートの企画展「RISE」を開催し、大好評を博したこともあり、街のあちこちで壁画が見られるようになりました。

こうしたアートは個人で観賞ことも可能ですが、作品の背景などを詳しく知りたいならツアーに参加するのがおすすめです。歴史家で美術ライターでもあり、美術の博士号を持つリューベン・ウッズさんが主宰するツアー「Watch This Space」では、それぞれの作品の魅力についてじっくりと解説を聞くことができます。


Photo: © ChristchurchNZ

ツアーはカンタベリー博物館前からスタートし、博物館の外壁に描かれたベルギーのアーティストROAの作品やニュージーランドのJacob Yikes、BMD、Owen Dippieといった大作を中心に鑑賞します。「Watch This Space」のサイトにはストリートアートの場所と写真が掲載されたインタラクティブマップがあるので、ツアーの後に気になるアートを個人で見て回るのもいいでしょう。


Photo: © ChristchurchNZ

ストリートアートを鑑賞する一番の醍醐味は「その時しか見られないこと」と話すウッズさん。雨や風にさらされて消えてしまったり、作品が描かれていた建物がなくなったり、アートの上に別のアートが上描きされるなど、ほとんどが永遠には残らないものであり、アーティスト自体もそれを知っているからこそ、その時ならではのイキイキとした表現が生まれるのです。ストリートアートで巡る最新のクライストチャーチ観光を楽しんでみてはいかがでしょう。

Watch This Space

開催日時:毎週金曜11:00~12:30(夏季は土曜も開催)、要予約
最少催行人数:5名
ツアー出発地:Canterbury Museum
料金:NZ$25(当日参加はNZ$30、現金のみ)
URL:https://watchthisspace.org.nz/page/tours/

シティ中心部の新プロジェクト「サウスタウン」が始動!


Photo: © ChristchurchNZ

カセドラルスクエアから徒歩10分程度南に位置するウェルズストリート。かつては食品販売店が並ぶ商業地区でしたが2011年の震災後はしばらく立ち入り禁止エリアとなっていました。


Photo: © ChristchurchNZ

そのウェルズストリートにある歴史ある古い建物と周辺の再開発プロジェクトに地元の不動産業者「Box 112」が着手。エリア一帯が「サウスタウン」とブランディングされ、小規模ながらこだわりのコーヒーを提供するブティックロースタリー「The Anchorage」やダイニングスペース「Welles Street」などがオープン。今後はさらにホスピタリティとウェルビーイング関連施設を集めた「The Welder」や、おしゃれなセレクトショップ、グルメスポットなども登場する予定で、クライストチャーチの新名所となりそう。これからの動向に要注目です!

The Anchorage

住所:4 Walker St., Christchurch
営業時間:7:00~16:00、土・日曜休み
URL:www.facebook.com/theanchoragechch/

Welles Street

住所:44 Welles St., Christchurch
電話:03-366-0172
営業時間:9:00~23:00(水・木曜~24:00、金・土曜~翌1:00)
URL:www.wellesstreet.co.nz

The Welder

住所:10 Welles St., Christchurch
URL:www.thewelder.nz

シドニーのトラムがクライストチャーチで復活!


Photo: © ChristchurchNZ

クライストチャーチのトラムにオーストラリア生まれの車体が新しく仲間入りしました。

ブルーのボディが爽やかな「トラム1888」号は、シドニーで1934年に製造され、1960年までシドニー市内で活躍。その後ニューサウスウェールズ州のたばこ農家に売却され、1984年に農家から地域に寄付されました。そしてボンダイ・ジャンクションやシドニー・トラムウェイ博物館、メルボルンなどでの展示を経て、オークランドの交通博物館にリースされ、2017年8月にクライストチャーチへ。現在はクライストチャーチで再び息を吹き返し、現役のトラムとして市内を走っています。

さまざまな土地で愛されてきた「トラム1888」号。クライストチャーチを訪れた際はぜひ乗車してみてください。

Christchurch Tram

運行時間:夏季(9~3月)9:00~18:00、冬季(4~8月)10:00~17:00
運賃:大人NZ$25、子供(15歳以下)は保護者同伴で3人まで無料。オンラインで利用の2日前までに予約するとNZ$5オフ。
URL:www.christchurchattractions.nz/christchurch-tram/

ワインを買ってチャリティに参加できる「27Seconds」


Photo: © ChristchurchNZ

クライストチャーチ北部ノースカンタベリー地方はニュージーランド有数のワイン産地。このエリアのワインメーカー「テラス・エッジ」のピーターさん&アラナさん夫妻がチャリティを目的としたワインブランド「27Seconds」を立ち上げました。

ワインアワード受賞歴を誇るワイナリー「グレイストーン・ワイナリー」とコラボして生まれたワインはソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワール、ロゼ、リースリングの4種類。価格は1本NZ$17~23で、利益の100%がチャリティ団体「Hager」に寄付されます。

「Hager」は国際的に活動するNGOです。強制労働を強いられている子供たちなど現代もはびこる奴隷制度の被害者を救済するために設立され、トラウマに悩む人々の心のケアや社会的に自立するための教育、職業訓練などを行っています。「27Seconds」のワインを買うとこのチャリティに参加することができます。「27Seconds」という名称は、世界中で今も27秒に1人が奴隷として売られたり、拉致されていることから付けられたそうです。

チャリティのためのワインとはいえ、ふたつの実力派ワイナリーがタッグを組んでいるだけに味わいも香りも上質。現在はオンラインのみでの販売ですが、近い将来、地元レストランに卸す計画やスーパーマーケット、リカーショップでの取り扱いが予定されています。次回のクライストチャーチ旅行では、ぜひ「27Seconds」のワインを味わってみてください。

27Seconds

所在地:328 Georges Rd., RD2. North Canterbury
URL:https://27seconds.co.nz/