街歩きの合間に楽しめる歴史的建造物めぐり・オークランド編

街歩きの合間に楽しめる歴史的建造物めぐり・オークランド編

ニュージーランドには古い建物を再利用したショップやレストランが多く、趣ある街並みを眺めながら散策を楽しむことができます。オークランドで建築めぐりをするならおすすめしたいのがパーネル地区。19世紀後半に建てられたビクトリア様式の建造物が保存されているこの街で、要注目のスポットをご紹介します。

パーネル地区とは?

オークランド中心部の東1kmほどのところに広がるエリア。中心部からグリーンの車体のインナーリンクバスでアクセス可能で、ブリトマート駅から歩いても約25分で到着します。

パーネルは1841年に築かれたニュージーランド最初のサバーブ(都市郊外の住宅地)。メイン通りのパーネルストリートにはおしゃれなショップやレストラン、カフェが並び、オークランド戦争記念博物館へも近く、見どころたっぷりなタウンです。街歩きを楽しみながらこのエリア屈指の歴史的建造物を見学しましょう。

必見の歴史的建造物はこちら!

Whitby Lodge

1848年もしくは1852年頃に玄武岩で造られたコロニアル様式の建物。財務大臣などを務めた著名な政治家フランシス・ディロン・ベル卿(1822~1898)の私設秘書のオフィスとして使われていたそうです。

現存するものとしては貴重な19世紀の石造建築で、現在は企業のオフィスとして使用されています。

所在地:330 Parnell Rd., Parnell, Auckland

Hulme Court

1943年、後にニュージーランドの首相を務めた政治家フレデリック・ウィテイカー卿の住居として建てられました。現存するものとしてはニュージーランド最古の住宅の一つに数えられています。

19世紀初期のイギリスで見られたリージェンシー様式の建物で、寄棟屋根とエレガントな格子のベランダが特徴。現在は企業のオフィスとして使われています。

所在地:350 Parnell Rd., Parnell, Auckland

Parnell Branch Library

オークランド戦争記念博物館を手掛けた建築会社によって1924年に図書館として建てられたもの。アーチが美しい石造りの建築様式は重厚で存在感たっぷりです。

オークランド市が所有していましたが1997年に売却され、現在は個人の住居及び企業のオフィスとして使われています。

所在地:390 Parnell Rd., Parnell, Auckland

{mosmap address='390 Parnell Rd., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='Parnell Branch Library'}

St. Mary’s Church

1886年に施工がスタートし、1898年に完成したゴシック・リヴァイバル様式の木造教会。建築資材のほとんどにカウリ材が使われています。木のぬくもりを感じるこじんまりとしたかわいらしい教会で、現在も結婚式やお葬式などに利用されています。

教会に隣接しているホーリー・トリニティ大聖堂は1973年に建てられたもの。西洋とマオリの文化が融合したステンドグラスが美しく、一見の価値があります。

所在地:437 Parnell Rd., Parnell, Auckland
URL:www.holy-trinity.org.nz

{mosmap address='437 Parnell Rd., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='St. Mary’s Church'}

Kemp’s Department Store

1885年にオープンした総合商店。当時はオークランドで最高のデパートといわれていました。テイラーや婦人帽子店、呉服商などが入っていたそうです。現在はベーカリー、ケイジャン料理のレストラン、不動産会社が並んでいます。

所在地:421 Parnell Rd., Parnell, Auckland

{mosmap address='421 Parnell Rd., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='Kemp’s Department Store'}

Selwyn Court

1860年代初頭にセルウィン大司教のために建てられたプライベートチャペル。住居部分は1865年、ライブラリーとベルタワーは1863年に完成しました。現在もイギリス国教会が所有しており、通常は見学不可ですが、ライブラリーでは時折イベントが行われ、一般開放されることがあります。

所在地:8 St. Stephens Ave., Parnell, Auckland

{mosmap address='8 St. Stephens Ave., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='Selwyn Court'}

Neligan House

1908年から1910年にかけて建てられたレンガ建築。数々のイギリス国教会大司教がここで暮らし、現在もイギリス国教会のオフィスとして使われています。

所在地:12 St. Stephens Ave., Parnell, Auckland

{mosmap address='12 St. Stephens Ave., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='Neligan House'}

Claybrook

イギリス出身の高名な建築家サムソン・ケンソーンによって1855年から1865年にかけて建てられたコロニアル様式のコテージ。現在も状態がよく、ひと際目を引く美しい外観、装飾の施されたベランダ、屋根窓、ペインド・ウインドウ(枠で分割されている窓)などが建築学的に高く評価されています。

所在地:6 Claybrook Rd., Parnell, Auckland

{mosmap address='6 Claybrook Rd., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='Claybrook'}

Kinder House

1857年にセルウィン大司教の指示により建てられたイギリス国教会の建築物の一つ。ゴシック・リヴァイバル様式で、内装にはオーク材やトタラ材がふんだんに使用されています。イングランド教会グラマースクール(中等教育機関)の校長の住まいとして建築されたもので、初代校長ジョン・キンダー博士の名前から今も「キンダーハウス」と呼ばれています。

キンダーハウスは現在、ギャラリーやイベント会場として使われており、ほかの建造物と違って水~日曜に一般開放されているので旅行者も気軽に訪れることができます。四季折々に花が咲くガーデンも美しく、ギャラリーの展示物はほぼ毎月変わるのでリピートするのも楽しいでしょう。

所在地:2 Ayr St., Parnell, Auckland
開館時間:毎週水~日曜12:00~15:00
入館料:寄付制
URL:www.kinder.org.nz

{mosmap address='2 Ayr St., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='Kinder House'}

Ewelme Cottage

1980年にイギリスからニュージーランドへ渡ったヴィンセシマス・ラッシュ牧師とその妻ブランシェ・ホーキンスのために建てられたカウリ材のコテージ。1882年に牧師が亡くなった後もブランシェが1912年に没するまで暮らし、その後もファミリーによって維持された後、1968年にオークランド市の所有となりました。現在は博物館として日曜日のみ一般開放されています。

所在地:14 Ayr St., Parnell, Auckland
電話:09-524-5729
開館時間:毎週日曜日10:30~16:30
入館料:大人$8.50、大人と同伴の子供は無料
URL:www.ewelmecottage.co.nz

{mosmap address='14 Ayr St., Parnell, Auckland, New Zealand'|zoom='15'|text='Ewelme Cottage'}