トラブル対策

犯罪に巻き込まれたら

殺人や傷害などの重犯罪はともかく、スリ、置き引き、車上荒らし、引ったくり、空き巣などの軽犯罪については残念ながら日本より多く発生しています。もしも被害にあってしまった場合は、まず111番に電話して、「ポリース、プリーズ(Police Please)」と言って警察を呼び、被害状況を説明して来てもらいます。ただし、空き巣被害などの場合は、実際に警察が来るまで2~5日かかることもあります。

警察・救急車・消防の緊急電話番号は、全て共通の「111」

盗難にあった場合

盗難、紛失に遭ったらまずは警察へ行き、「紛失・盗難届け受理証明書」を出してもらいます。トラベラーズチェックの場合は、発行会社指定の連絡先に電話して再発行を頼みましょう。クレジットカードの場合はすぐに、カード会社に使用停止の連絡を。 パスポートは、大使館か領事館で新たに発給してもらえますが、2週間ほどかかるので、帰国が迫っている場合には「帰国のための渡航書」をパスポート代わりに発給してもらいます。

英語に自信がない場合は、ウェリントン、オークランド、クライストチャーチにある日本公館に連絡するか、ニュージーランド警察の日本語ウェブサイトを読み、落ち着いて対応してください。

急に病気になった場合

慣れない海外での旅行中には、体調を崩すことがあります。気分が悪くなったら、症状が悪化する前に、まずは休養を取りましょう。

休養しても症状が重くなるようなら、海外旅行傷害保険の現地デスクに連絡して病院を紹介してもらいます。海外旅行傷害保険に入っていない場合は、各地区にあるアクシデント&イマージェンシー・クリニック(Accident & Emergency Clinic)へ行きましょう。

もし、救急車が必要な場合は、111番に電話して「アンビュランス・プリーズ(Ambulance Please)」と伝えると、救急車で公立病院の救急病棟に連れて行ってもらえます。ただし、事故でなく病気の場合、救急車サービスはNZ$60と有料になります(海外旅行傷害保険に加入していれば、カバーされることもあり)。

オークランドやクライストチャーチでは、病院リストの中から日本語通訳を付けてもらえることもありますが、忙しいとかなり待たされたり、通訳の日本語理解力にばらつきがあることが問題になっています。

また、オークランド周辺に住んでいる場合は、何とか自力でホワイト・クロスという私立の救急外来病院へ行くこともできます。オークランドに9カ所、ファンガレイに1カ所あり、ほとんどが22時まで営業しています。24時間やっているところもありますが、専門医が当直していないと、オークランド公立病院の救急に回されることもあります。

事故にあった場合

救急車が必要な場合は、111番に電話して「アンビュランス・プリーズ(Ambulance Please)」と伝えると、救急車で公立病院の救急病棟に連れて行ってもらえます。国内で起きた事故については、ビザの種類や滞在期間に関係なく、ACC(エイ・シー・シー)という国の事故補償機関から、治療・入院費、救急車代などが支払われます。たいてい、患者は診察費の一部を自分で支払い、医師や医療関係者が残額をACCに請求することになります。ただし、その請求を「事故」と認定するかどうかは、ACCの判断にゆだねられます。

歯の治療をしたい場合

歯科医(Dentist)で受けられます。ニュージーランドの歯科治療は日本よりも進んでいるともいわれており、虫歯に銀や金をかぶせることはありません。白い詰め物に特殊な光を当てて固定します。初期の虫歯なら2時間程度で完了。

ただし、歯の治療費をカバーする高額な現地の医療保険に入っているのでない限り、小さな虫歯でもNZ$80~150ほど掛かることを覚悟してください。歯の治療は、なるべく日本で済ませてくることをおすすめします。

ヒッチハイクについて

ヒッチハイクは、旅費を安く抑えたい旅行者に人気のある移動手段です。ニュージーランドでは、ドライブしていると、道端に立って合図を送っているバックパッカーや若者をよく見かけるかもしれませんが、近年、ヒッチハイクによるトラブルが相次ぎ、ニュージーランド人の間でも「ヒッチハイクは危険」という見方が強くなっています。